セサミンの抗酸化パワー
では、具体的なセサミン効果とは一体何なのでしょうか?
まずは既述したように、
セサミンは抗酸化物質、つまり酸化を防ぐ物質です。
1999年にサントリーでは、ゴマリグナン(主成分であるセサミン)が、
人に効果があるかどうか、試験を実施しました。
実験方法はエアロバイクで自転車こぎをし、
腕の静脈から採血して、血液中の酸化した脂質を測定し、
活性酸素の量を測定するというものです。
測定には、全く抗酸化作用のない食用油を入れたカプセルを飲んだ場合、
活性酸素を除去することが証明されているビタミンE(200mg)のカプセルを飲んだ場合、
ゴマリグナン(36mg)入りのカプセルを飲んだ場合で比較されました。
食用油の場合は、運動と共に血液中の脂質が酸化され、
ビタミンEのみの場合でも、大きな酸化抑制効果が見られませんでした。
ところがゴマリグナンはの場合は、脂質の酸化が少なく、
活性酸素が取り除かれていることがわかりました。
この事実は、1999年の医学会総会記念日本体力医学会シンポジウムで発表されました。
この実験によって、セサミンの持つ抗酸化パワーが広く知られ、
体の酸化、つまり老化防止に役立つと考えられているのです。