セサミンを知ろう
「セサミン」の事を良く知らなくても、
「ゴマから取れる、体に良い成分なんでしょ?」という位までは、
広告などでご存知の方が多いかもしれません。
遠くアフリカのサバンナ地帯で発祥したゴマは、
古くから世界中の人々の健康に役立てられてきました。
例えば、エジプトやインドでは医薬品、化粧品として使われ、
中国ではゴマを毎日食べることで老化を防いでいたと、
最古の漢方原典と言われる『神農本草経』に書かれています。
その理由はわからずとも、健康維持の食べ物として、古代の人々もゴマを食べていたのです。
ゴマは1粒約2㎜で、約半分が油でできています。
料理に使う、あのゴマ油のことですね。大半が油で出来ている小さなゴマから抽出される
「ゴマリグナン」という抗酸化物質の成分の1つがセサミンです。
ゴマ1粒に、約1%しか含まれていないと言います。
ゴマリグナンを構成しているセサミン、セサミノール、セサモリン、セサモールの中で、
特にセサミンが注目されている理由は何なのでしょうか。
健康維持に役立つ成分として認知度が高いセサミンですが、
実はあのサントリーが発見した成分だと言うことをご存知ですか?
サントリーが脂質の研究を始め、ある偶然から、
稀少成分であるセサミンを発見したのです。
更に研究を重ねた結果、古くから知られているゴマ効果の源は、
セサミンであることがわかりました。
そこでサントリーは、リノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸をはじめ、
各種の必須アミノ酸、カルシウム、カロテン、ビタミンE、セレンなどのミネラル、
タンパク質などが含まれる、1粒2㎜という小さなゴマの中から、
わずか1%しか含まれていないセサミンだけを抽出する技術を開発したのです。
セサミンは硬い殻に覆われたゴマの成分ですから、
そのまま食べてもセサミンを摂取することはほとんどできません。
ゴマを煎ってすりつぶせば取り込むことができますが、
セサミンを十分に摂取するためには、大量のゴマを食べなければいけません。
正直、ゴマを大量に食べるというのは、物理的にも大変なことですし、
もしそれだけの量を食べたとすると、セサミン以外の成分、
特に脂肪を多く摂りすぎて、カロリーの心配をしなければならなくなります。
サントリーが開発したセサミンの抽出技術のおかげで、
そういった心配をすることなく、
セサミンを摂取し、健康維持することができるのです。
では、具体的なセサミン効果とは一体何なのでしょうか?
まずは既述したように、
セサミンは抗酸化物質、つまり酸化を防ぐ物質です。
1999年にサントリーでは、ゴマリグナン(主成分であるセサミン)が、
人に効果があるかどうか、試験を実施しました。
実験方法はエアロバイクで自転車こぎをし、
腕の静脈から採血して、血液中の酸化した脂質を測定し、
活性酸素の量を測定するというものです。
測定には、全く抗酸化作用のない食用油を入れたカプセルを飲んだ場合、
活性酸素を除去することが証明されているビタミンE(200mg)のカプセルを飲んだ場合、
ゴマリグナン(36mg)入りのカプセルを飲んだ場合で比較されました。
食用油の場合は、運動と共に血液中の脂質が酸化され、
ビタミンEのみの場合でも、大きな酸化抑制効果が見られませんでした。
ところがゴマリグナンはの場合は、脂質の酸化が少なく、
活性酸素が取り除かれていることがわかりました。
この事実は、1999年の医学会総会記念日本体力医学会シンポジウムで発表されました。
この実験によって、セサミンの持つ抗酸化パワーが広く知られ、
体の酸化、つまり老化防止に役立つと考えられているのです。
老化の原因である活性酸素は、
体内のどの部分に多く存在するか、ご存知ですか?
体内には多くの臓器が存在しますが、
その中でもより多く活性酸素が発生している臓器の一つに、
肝臓が上げられます。
肝臓はエネルギー供給や体を構成する成分の合成、
有害物質(アルコールなど)を分解・排出する臓器です。
これらの働きを行うために、体内に取り込まれた酸素の多く(約30~50%)
を消費すると言われています。
そのため、他の臓器に比べ、活性酸素が発生しやすいと考えられているのです。
肝臓に活性酸素が発生しすぎると、
全身へのエネルギー供給が滞って、
疲労感・倦怠感などの症状が現れます。
まさに、老いを感じる最初の症状です。
老化の症状である肉体の疲労感や倦怠感を無くすには
体、特に肝臓の酸化を抑え、活性酸素を取り除くことが大事だということです。
そこで、セサミンが力を発揮します。
セサミンは腸に到達吸収されると、門脈と呼ばれる血管を通り、
活性酸素が多いとされる肝臓に直接届き、
強い抗酸化作用によって活性酸素を除去してくれるのです。
しかも、セサミンは肝臓に到達するまでは活性せず、
肝臓に届いて初めて活性するので、他の抗酸化物質に比べ、
肝臓の活性酸素を抑える働きが強いのです。
セサミンが直接肝臓に届くおかげで、
その抗酸化作用がしっかり働き、体内の大半を占める活性酸素を除去。
その結果、体の酸化現象である老化をストップさせてくれると考えられているのです。
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