老化の原因とは


 自覚症状として老化を感じることはあっても、
肉体的にどんな症状を老化と言うのかと問われると、
答えに困ってしまうかもしれません。

 一言で言うと老化とは、「加齢に伴って起こる、非可逆的な生理機能の低下」のことです。
老化が進んでいくと、多くの臓器が縮小し身体機能が衰え、
進行性の病気になるなどの老化現象が現れてきます。

 では、老化の原因とはなんでしょうか。
いくつかの原因が考えられていますが、その中の一つとして考えられているのが活性酸素です。
人が呼吸で消費する酸素のうち、約2%が体内で活性酸素に変化し、
体内の細胞膜や酵素、遺伝子などを酸化させます。

  活性酸素が細胞の不飽和脂肪酸に働くと、過酸化脂質になってしまい、
この過酸化脂質が身体に害を及ぼし、その蓄積の結果、
老化を進行させるという考えです。

 最近では数多くの病気にも活性酸素が関連していると言われており、
紫外線による皮膚の老化、シミやシワなども活性酸素が関わっていると言われています。

  通常、呼吸をする大半の生物は、活性酸素に対する防御システム、
抗酸化作用を備えています。
抗酸化作用には、体内で作られる「抗酸化酵素」と、
体外から取り込む「抗酸化物質」とがあります。
加齢と共にこの抗酸化酵素が減少し、体外からも抗酸化物質を取り込めないと、
活性酸素の影響を強く受け、老化が進行します。


  老化を防ぐためには、活性酸素からの防御力を高め、維持する努力が必要です。